日経EW休刊

http://www.nikkeiew.net/magazine/message/
日本初の女性管理職をターゲットにした雑誌・日経ＥWが休刊するそうだ。
今年の３月に創刊したばっかりだったのに。
ちょうど表参道ヒルズで大々的に宣伝していたのを私は覚えている。
「働く女性は、美しい」
そんなキャッチコピーでベタだったけど、
同じaged woman向きの雑誌でも色気を全面に押し出してくるNIKITAとは違って、
知的さをウリにする雰囲気が鼻につくと同時に期待もしていた。
未だに男社会と言われる日本で、働く女性の結束の場になるのではと思っていた。
半年で休刊とは、あまりにも早い。ショックだ。

よっぽど売れなかったんだろうなあ。
考えられる理由が二つあって、
　１．女性管理職がEWを気に入らず、あまり買わなかった
　２．そもそも女性管理職自体があまりいない

１：EWがあまりにもイケてる女性管理職像をあっけらかんとPRしすぎたから、
　　逆にそれが購入者を威嚇してしまったのかもしれない。
　　こういう雑誌を買うのって、実は恥ずかしかったりする。
　　「自分はイケてる女性管理職なんだ！」って思いたい自己意識を、
　　雑誌を購入することによって自覚してしまうから。
　　男性からの目も気になるところ。

２：学生の眼からするとよく分からないけど、もしかしてこれも事実なのかなあ。

日経EWは時代を先取りしすぎたのか、戦略に失敗したのか、
はたまた日本の土壌に合わなかったのか。
今は何も言えない。

とりあえず、日経ホーム社がんばれ。